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MamaRoo(ママルー)200万台をリコール 2022年8月TOPICS

アメリカの消費者製品安全委員会(CPSC)によると、 ベビー用品メーカーの4moms(フォーマムズ)は、販売した200 万を超える数の乳児用揺りイス、 MamaRoo(ママルー) と RockaRoo(ロッカルー)を、窒息する危険性があるためリコールしました。 1人の死亡が報告されています。

リコールの4momsのMamaRooの一例

日本では、amazonやオンラインサイトで販売されています。
メルカリなどには何点ものMamaRooが出品されています。
該当の商品かは、確認できませんでしたが、日本ではあまり知られていないMamaRooですが、意外と身近な商品のようです。
今回のリコールは、たまたま条件が重なった時に事故が起こることがある*1ということです。
アメリカではこのStrangulation Hazard(窒息する危険性。以前はChooking Hazard との記載が多かったようです)に関して、警戒感が高く、Burn Hazard(やけどの危険性)とともにリコールが頻発しています。

以下は、社内資料として翻訳したものです。

アメリカのCPSCの該当ページです。
( https://www.cpsc.gov/Recalls/2022/4moms-Recalls-More-than-2-Million-MamaRoo-and-RockaRoo-Infant-Swings-and-Rockers-Due-to-Entanglement-and-Strangulation-Hazards-One-Death-Reported)
正確には原文にてご確認をお願いします。
*原文では、詳細部分で重複した内容の記載が多くなっていました。重複した一部を省いています。

リコールのサマリー

製品名

4momsのベビースウィング MamaRoo Baby Swing、バージョン 1.0 ~ 4.0
および ベビーロッカーRockaRoo Baby Rockers

危険

ベビースウィングやベビーロッカーを使用していないときに、幼児拘束用ストラップがシートの下にぶら下がっている可能性があり、ベビースウィングやベビーロッカーに乗っていない乳幼児がその幼児拘束用ストラップに巻き込まれ、窒息の危険があります。*1
シートベルトは後ろのポールに止めてあります。

対処方法

修理。

リコール日

2022 年 8 月 15 日

対象数量

200 万台の MamaRoo ベビースイングと 220,000 台の RockaRoo ベビーロッカー。
加えて、カナダでは60,000台のMamaRooベビースイングと10,000台のRockaRooベビーロッカーが販売されました。

消費者窓口

4moms フリーダイヤル 877-870-7390。
受付時間:月曜日から金曜日までの午前 8 時から午後 5 時まで
Emailは、safetyandrecall@4moms.com 宛て
詳しくは、オンライン https://www.4momsrecall.expertinquiry.com または https://www.4moms.com で、ページの上部にある SAFETY & RECALL をクリックしてください。
なお、4moms は、すべての既知の購入者に直接連絡しています。

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リコールの詳細

カナダとも連携しています。

記述

ワシントン D.C. - 米国消費者製品安全委員会 (CPSC) および ペンシルバニア州ピッツバーグのThorley Industries, LLC, d.b.a. 4moms*2は、約 200 万台の MamaRoo スイングと 220,000台の RockaRoo ロッカーのリコールを発表しています。
また、カナダでは60,000台のMamaRooと10,000台のRockaRooロッカーが販売されました。

ベビースウィングやベビーロッカーを使用していないときは、拘束ストラップがシートの下にぶら下がっている可能性があり、ベビースウィングやベビーロッカーに乗っていない乳幼児がストラップに巻き込まれたり首が絞まったりする危険があります。
4momsは、使用していないMamaRooベビースイングの下の幼児拘束用ストラップに幼児が巻き込まれたという2件の報告を受けました. 介護者に救助される前に首に打撲傷を負いました。 RockaRooベビーロッカー に関する事件は報告されていません。

MamaRooスイング は、複数の動きと速度を提供するベビースイングです。
ベースのボタンは、動き、速度、音を制御します。
型番は本体底面に記載されています。
今回のリコール対象は、バージョン1.0と2.0(型番4M-005)、バージョン3.0(型番1026)、バージョン4.0(型番1037)の3点式ハーネスを使用したMamaRooスイングモデルのみです。 5
点式ハーネスを使用するMamaRooスイングのモデルは今回のリコール対象外です。

RockaRooロッカーは、前後にスライドするベビーロッカーです。
ベースには、ロッカーの可動範囲を制御するためのアナログ ノブと電源ボタンがあります。
モデル番号 4M-012 は、ユニットの底面にあります。

リコールされた該当機種の一部です。

対処

ハイハイできる乳児がいる消費者は、リコールされたスイングやロッカーの使用を直ちに中止し、ハイハイする乳児がアクセスできない場所にそれらを配置する必要があります。
消費者はすぐに 4moms に連絡して、使用していないときに幼児拘束用ストラップがブランコの下に伸びないようにする無料のストラップ留め具を装着する必要があります。
877-870-7390 で午前 8 時から午後 5 時まで、月曜日から金曜日まで、フリーダイヤルで 4moms にお問い合わせください。
safetyandrecall@4moms.com 宛ての電子メールでもお問い合わせできます。
また、詳細については、オンライン https://www.4momsrecall.expertinquiry.com/ (ここにStrap Fastenerをオーダーするフォームへのバナーがあります。)
または https://www.4moms.com で、ページの上部にある SAFETY & RECALL をクリックします。

4moms は、すべての既知の購入者に直接連絡しています。

出来事/受傷状況

4momsは、使用していないMamaRooベビースイングの下の幼児拘束用ストラップに幼児が巻き込まれたという2件の報告を受けました.
介護者に救助される前に首に打撲傷を負いました。
RockaRooベビーロッカー に関する事件は報告されていません。

販売されていた場所

該当するベビースイングとベビーロッカーは、2010 年 1 月から 2022 年 8 月まで、全国の BuyBuy Baby と Target の店舗、オンラインの 4moms.com と Amazon で 160 ドルから 250 ドルで販売されました。

リコール番号

22-200

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脚注:この原文タイトルは、「4moms Recalls More than 2 Million MamaRoo and RockaRoo Infant Swings and Rockers Due to Entanglement and Strangulation Hazards; One Death Reported」と1件の死亡が報告されているとあります。ところがが、 サマライズにもディテールにも死亡の報告については記載がありません。
上記の文中では、タイトルから削って、サマライズに記載をしました。
CPSCは、リコール発表の当初、そのことを知らなかったのではないかと思われます。 後で、タイトルだけに追加記載をしたのではと推察しています。

*1.幼児拘束用ストラップが垂れるというのが、よくわかりませんでしたが、以下のyuotubeの動画を見て見当が付きました。
4moms ママルー ロッカルー 共通 アジャスターストラップ 取り付け方法」2分42秒
 https://youtu.be/QwPBKlTOwL0

*2. Thorley Industries, LLC, d.b.a. 4momsの後半の「LLC, d.b.a. 4moms」がなんだかわからなかったのですが、
LLCは、Limited Liability Company有限責任会社。(日本でいうと、有限会社というより、合同会社のようです。合同会社はなじみが無いと思いますが、株式会社の法律上の義務が少し少ない会社形態です。実質は、株式会社という意味です。)
d.b.a.は、"doing business as" の略です。
つまり、「4momsとして商品を展開しているThorley産業株式会社」と言ったところのようです。


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