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子供を捕まえますか。それとも、コードレスにしますか

CPSC(アメリカ合衆国消費者製品安全委員会のタイトル画像です。　the U.S. Consumer Product Safety Commission）

Got Kids? Go Cordless! October is window covering safety month.

「10月はウインドーカバーリング安全月間です。」
ウインドーカバーリングは、聞きなれない言葉ですが、ウインドーを覆うもの、つまりカーテンやブラインドやロールスクリーンなど、窓を覆うためのもの全てのことだと思われます。

アメリカのCPSC(アメリカ合衆国消費者製品安全委員会）は、昨年に続いて今年も10月を「カーテン・ブラインドの安全月間」（Window Covering Safety Month）として啓蒙活動をしています。
以下は昨年（2018年）のキャンペーンの冒頭の文章です。

CPSC wants to remind parents and caregivers to use only cordless window coverings or those with inaccessible cords in homes with young children,” says CPSC Acting Chairman Ann Marie Buerkle.

CPSCは、両親やケアギバーが、コードレスか、小さな子供が手が届かないウィンドーカバー以外は使わないように留意して欲しい。

“We encourage parents and caregivers to examine all shades and blinds in their homes for accessible cords on the front, side and back, and replace corded products with cordless window products that are widely available for sale today.

両親やケアギバーは、家のすべてのシェードとブラインドに手が届くコードが無いかどうかを、前面、側面、そして背面も調べて、もし手が届くコードがある場合は、今日広く販売されているコードレス窓製品に交換することをお勧めします。 　

” To heighten public awareness of window cord dangers, the Window Covering Safety Council (WCSC) once again declared October National Window Covering Safety Month.

ウインドーコードの危険性に対する一般の認識を高めるため、ウインドーカバリング安全委員会（WCSC）は、10月の全国ウインドーカバリング安全月間を再度宣言しました。

この文章には、CPSCの危機感が強く出ているように感じます。

以下にCPSCの文章を記載しますが、アメリカでは、ブラインドのコードなどが首に絡まり、幼児が死亡する事故が毎年年10件近く発生するという、重大な事故原因となっています。
事故の多発に対して、昨年（2018年）に、2014年に制定された安全基準(任意基準）が改定されましたが、家庭内に現存するものに対しても注意を喚起しています。

日本では同様な事故をあまり聞くことがないのですが、危険の存在を知ることで、事故を回避できる可能性がありますので、この安全月間についてご紹介をしました。

CPSCの安全月間キャンペーンに関する記述

2012年から2017年の間に、乳児と幼児が、窓のブラインドやカーテンのコードに首を絡ませて50人死亡したと、CPSCに報告がありました。
CPSCは、この致命的な危険を防ぐために、コード付きブラインドやカーテンをコードレスのものに交換することをお勧めします。

コードレスのブラインドやカーテンに切り替えることができない場合は、次の安全上のヒントに従ってください。

• すべてのベビーベッド、ベッド、家具、おもちゃを、窓や窓のコードから離して、できれば別の窓のない壁に移動してください。
• 房の付いたコードは、できるだけ短くしてください。
• すべての窓コードを、子供の手が届く範囲から十分に離してください。 垂れ下がったコードが無いようにしてください。
• コードストップが正しく取り付けられ、内側のリフトコードの動きを制限するように調整されていることを確認します。
• カーテンや、垂直ブラインドの連続ループコードは、床または壁に恒久的に固定する必要があります。

2018年12月15日以降、消費者が小売店で購入したり、既製品としてオンラインで注文できる製品で、製品が＊ANSI / WCMA A100.1-2018規格に準拠している場合には危険なコードは含まれていません。
消費者は、新しい自主基準に準拠したウィンドウカバーを探すべきです。

＊注
ANSI / WCMA A100.1-2018規格はリンクをクリックしてください。pdf全59ページです。
この基準に関して更なる詳細は、the American Window Covering Manufacturers Association（アメリカウインドーカバリング製造業協会）のサイトが、情報を見つけやすいようです。