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株式会社愛育ベビーはベビー用品のレンタルと販売の専門店です。

2017年3月アメリカ合衆国消費者製品安全委員会(CPSC)のホームページに掲載された内容を、参考のために翻訳しました。正確にはCPSCのホームページをご覧ください。
https://www.cpsc.gov/Newsroom/News-Releases/2017/CPSC-Approves-New-Federal-Safety-Standard-for-Infant-Bath-Tubs
幼児用バスタブ(ベビーバス)に関する具体的基準内容は表示されていません。技術的なものととらえているのでしょうか。

アメリカでは13年間に31件の死亡事故が報告されていることに驚かされます。知る限りでは、日本でベビーバスでの事故は知りません。

製品としてはジェットバス付の物が販売されていたり、乳児の沐浴のイメージが日本とは少し異なるようです。

安全に関するヒントが記載されていますが、参考になりそうです。特に心肺機能蘇生法に関しては、是非にと思います。
日本で2007年に問題となった浴槽用浮き輪での事故報告*1でも、かなりの割合の幼児を、お母様が心肺機能蘇生法・人工呼吸で助けています。
では以下が内容となります。

アメリカ合衆国消費者製品安全委員会(CPSC)は、幼児用のバスタブに関する新しい連邦安全基準を承認しました。

2017.3.30発表
発表の詳細

ワシントンD.C. 乳幼児の安全を保持するためにUS CPSCは、幼児用バスタブ(ベビーバス)の安全性を改善し、おぼれるのを防ぐために、新しい連邦基準を承認しました。

幼児用バスタブ(ベビーバスとは、水入れる桶や、包み込むようなものだったり、その他同様な製品で、大人のバスタブや、流しや、物の上に置かれるものです。
その製品は、赤ちゃんの世話をする人が沐浴をさせている間、幼児が背もたれに持たれたり、座ったり、立っている状態を支えたり、その状態で収容していたりするものです。
幼児バスサポートタイプも人気があるようです
Angelcare Baby Bath Support
幼児用バスタブ(ベビーバス)というカテゴリーは、バラエティに富んだ製品をカバーするものです。
バケツのような形のタブや、折りたためるタブ、また、ジェットバス機能が付いていたり、手持ちのシャワーが付いている、スパ機能の付いたバスタブなどです。
ジェットバス、手持ちのシャワーが付いている、スパ機能の付いたバスタブ
Summer infant Lil’ Luxuries Whirlpool, Bubbling Spa & Shower
一般的なバスタブ
Fisher-Price® Baby Bath Tub Ocean

新しい連邦安全基準は、ASTM International*2(ASTM F2670-17 幼児用バスタブ用標準消費者安全規格)が開発した最新の自主基準が組み込まれています。
強制基準には、幼児用バスタブ(ベビーバス)のための以下の項を含んだいくつかの要件があります。

1. ラッチおよびロック機構の必要条件
2. 静的な負荷テスト
3. 溺れたり落下したりすることへの警告、表示と取扱説明

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2004年1月から2015年12月までの間に、幼児用バスタブ(ベビーバス)での31件の死亡事故がCPSCに報告され、それ以外に216件事故が報告されました。
致命的ではない事故216件のうち製品使用中にけがをしたものが32件でした。

幼児用バスタブ(ベビーバス)に関連する最も頻繁な危険のパターンは次のとおりです。

1.子供がタブ(ベビーバス)にひとりにされために、溺れた、ないし、溺れかけた
2.突起/鋭いエッジ、または先端/裂傷
3.製品の故障
4.巻き付いてしまう問題
5.滑りやすいタブの表面
6.カビ/アレルギー問題 7.バッテリ関連の事故を含むその他の問題

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新しい義務的な幼児用バスタブ(ベビーバス)基準は、最終規則が連邦登録簿に掲載されてから6ヵ月後実効となります。

CPSCは、幼児用バスタブ(ベビーバス)を使用する時は、、親や介護者が慎重になるように、そして、以下の安全上のヒントに従うよう勧告しています。

・水の近くでは、幼い子供たちを一瞬でも一人でも放置しないでください。 少量の水でも、子供はすぐに溺れることがあります。
・バスタブ(ベビーバス)の中にいる幼児は、常に手が届くようにしてください。 離れる必要がある場合は、子供を連れて行きましょう。
・.別の幼い子供に、バスタブ(ベビーバス)の乳幼児の世話をさせないでください。
CPR(心肺機能蘇生法)*3を学びましょう。 CPRで、一刻を争う時に救命することができる可能性があります。

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委員会は、2008年消費者製品安全改善法(CPSIA)第104条(b)のDanny Keysar児童製品安全通知法*4により、耐久性のある乳幼児用製品の消費者製品安全基準を交付すること、とされています。
過去7年間に、委員会は、以下のような耐久性のある幼児用または幼児用製品の新しい連邦安全基準を承認しました 。
フルサイズのベビーベッド、ノンフルサイズのベビーベッド、プレイヤード、ベビーウォーカー、ベビーバスシート、子供用のポータブルベッドレール、
ベビーカー、幼児用ベッド、幼児用スイング、ハンドヘルド幼児用キャリア、柔らかい幼児用キャリア、フレーム付き幼児用キャリア、バスケット、クレードル、携帯用フックオン・チェアおよび幼児用スリング・キャリア。

委員会は、2017年3月24日に幼児用のバスタブ(ベビーバス)に関する新しい連邦安全基準を全会一致で採択(5-0)しました。

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=注=
*1 独立行政法人 国民生活センター 2007年7月5日 記者説明会資料「絶対に目を離さないで!!浴槽用浮き輪で乳幼児の溺死も!」 http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20070705_2.pdf

*2  ASTM Internationalは、かつての米国材料試験協会 (American Society for Testing and Materials) 。民間・非営利の国際標準化・規格設定機関。工業規格のASTM規格を発行しています。

*3 CPR:CardioPulmonary Resuscitation s:心肺機能蘇生法

*4  Danny Keyserは、1998年に生後16カ月で、認可保育園のポータブルベッドが壊れて首を挟まれて亡くなった子供の名前です。
その後、ダニーの両親であるシカゴ大学教授Linda GinzelとBoaz Keysarは、1993年に当該ポータブルベッドがリコールされたことを発見しました。
リコール前に3人の子供たちが死亡し、リコール後の1995年にも4人目が亡くなっていました。
Dannyは、5番目の犠牲者でした。
1990年から1997年にかけて、同様の危険な設計をした150万台以上のポータブルベッドが製造され、少なくとも19人の子供がこれらのタイプのポータブルベッドの犠牲になりました。
両親を中心とする活動がひとつのきっかけとなり、2008年に、消費者製品安全改善法(CPSIA)が、特に子供向け製品の安全性向上を強化して制定されましたが、その一部としてDanny Keysar児童製品安全通知法が、制定されています。
参考:Kids In Danger 米国NPO website  http://www.kidsindanger.org/
Nite 独立行政法人 製品評価技術基盤機構「平成24、25 年度 消費者製品含有化学物質のリスク評価および労働現場における化学物質の管理に関わる法規制についての調査 報告書

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